聴いたもの

一個だけですが久しぶりに。

Stayin' Alive / Stayin' Alive/Fame/Pan-American Beef Stake Art Federation 2 / Date Course Pentagon Royal Garden
どれもこれも名前が長いんだよ名前が!(大笑)。
それはともかく、この曲のカバーは"Music from Chaos"にも入っていたのは覚えてるんだけど、こんなに凄い演奏だとは思ってませんでした。すごいスローテンポのファンク。かっこいい。ただれてる。そういやあ、Cassiberや渋さ知らズがカバーしたChicの"At Last I am Free"といい、この辺の人達はこういう往年のダンス・チューンをとんでもないアレンジにするのがうまいなあ。ここ一ヶ月くらい、2日に一度はこの曲を聴いてるくらいハマっております。
オイラが高校生になる頃は、すでにえらくバカにされていたし、俺も馬鹿にしていたディスコ・チューンやファッションに対する印象と、実際の熱狂の残滓がそのまま両方入ってるような感じ。感傷的なメロディに絡む緻密なホーンズと闊達なギターが溜まり込んだ情念を昇華するようです。
DCPRGの1st「アイアンマウンテン報告」に入っていた"Mirror Ball"にも同様な印象がありました。Slyの「一緒にいたいなら」ベースはともかく、あの幼稚と言えるくらいに感傷的なメロディーから、メロディーが幼稚だって言う意味じゃないですよ、そのメロディーから、三つ折りソックスとかトレンディドラマとか、そういう流行を思い出しました。発売時に「"Mirror Ball" マジ泣けます!」って某レコード店のポップに書いてあったのは、ちょっと感化されすぎじゃないかと思ったけれども(笑)。しかしこんなに咀嚼してしまうなんて、まったくすごい時代になったもんだ。