聴いたもの

Hm / 立花ハジメ
うひゃー。実家に置いてあるLPの「テッキー君とキップルちゃん」が聴きたくなった。ついでに大原まり子も読みたくなったよ。しかしそれから20年、今じゃ股間から両手を前に突き出すツービートの頃の北野武みたいな格好で「夜の突起物!!」と滑ったギャグを飛ばす立派な中年になりましたね(遠い目)。「セックスシンボルの逆襲!!」とかな。ファンの方、すみません。「Death Video!!」。いやすみません。
Patchouli / Ben Atkins
おお、これ名盤探検隊で買ったんだっけか。ジャケットそのままのアルバム。またそこが好きなんだ>>1よ。
Exodus / Bob Merley & The Wailers
再掲。Utadaじゃないよ。あんまり検索が来るもんだから聴いた。でも、やっぱり昔から印象は同じ。レゲエのアルバムで、ここまでアレンジや演奏が(他のジャンルと同様の意味で)トータルに練り上げられたアルバムはなかなか無いと思う。いやボブのあれも、って話はあるだろうが。とにかく、そういう意味じゃポップ、ロック、ソウル、ファンクなんかが好きな人の入門には向くし、実際あきれるほど素晴らしいと思う。ん、だけども、レゲエの醍醐味ってラフでワイルドなところもかなりあるじゃん。スカやダンスホールなんてそっちの比重の方が大きい時もある。そういう意味だと、これから入っちゃうと他に興味が伸びにくい気もするね。余計なお世話ですか。そうですね!(いいとも風に)。
Dava Dava Daba / Live! / Fedayien
シンプルなメロディと怒濤の盛り上がりは、ファーストのフワルンバ・ライブバージョンの長男也。エフェクターきめまくって練り歩く(誤記ではない)ベースにひれ伏し宙に舞うヴァイオリンにダヴァダヴァ駄馬と己の出自を告白すればこの世は満更に最高だ。一番ヤバいビートを作ってるのがトコトコとフロントを追い込む大沼ドラムである事もお忘れなく。
Pantastic / Earl Brooks
ヴェテランのスティール・パン奏者。バックのシンセが安っぽいけれども、アルバムの10曲は都合2セッションと1曲なのだ。ぶっ通し。なんでこんなに潤沢にフレーズをたたき出せるのかね。