うるまぶれり

今日iPodでJames Blood Ulmerがかかって久しぶりに思い出した。昔から彼とJean-Paul Bourellyは、どちらかを思い出すと一度に両方を思い出し、一瞬混乱しかけてちょっと焦る。どちらも長い名前で、フリーファンクやらブラックロックやらと言われた頃、よく引き合いに出されたギタリストだし、実際そういう頃の記事には決まって二人揃って紹介されていたのも原因だとは思う。でも実際に聴いてみると別に似てはいなくて、俺も混乱しかけるけれど、混同した事はない。
では混同しないのに何故「焦る」のか。名前を言い間違うのが怖いのだ。いくら"Jazz is the teacher, Funk is the preacher" と歌ったって、ほれ、「ブルマー」じゃあ、ねえ。いくら大男で凄いギター弾いても所詮「ウレリー」。ホテルの非常脱出ハシゴ「オリロー」のような味わい。