中華飯店鳶職報酬談義

会社を休んで(ごめんなさい)、晩飯に近所の中華料理屋にいったら、鳶の格好をした70位の(A)と20代くらいの(B)、それとハンドバッグを持ってそうな中年のヒゲオヤジ(C)が盛んに言い合っていた。

どうもCに借りた金をAが返さないんだが、Aがのらりくらりと酔っぱらって言い訳して埒があかないらしい。とうとうCが「全部置いて出て行けこの野郎」とか大声で言い出した。

ところが、Aが亀の甲よりなんやらで、のらくら探りを入れるうち、どうもCの貸した金自体がオヤジ(社長だろう)に内緒の裏金だったらしい。そうなったときのA、Bの豹変ぶりと言ったら。

A「おあ!?てめえ、オヤジの裏かいて金集めてこの野郎、やるか!?あ?」
B「他人の金で偉そうな事言わんで下さいよ(嘲笑)、Cさん」
C「あ、いや、俺は***さんには話通してるし、それより返せよ」
B「返すもなにもオヤジの金じゃないすか(大笑)」
A「そうだ、俺あ、おかしいおかしいと思ってたんだ。なんだてめえ」
C「いや、その、わかりましたよ。でも***さんのは俺知らないよ、ねえ」
A「そりゃあおめえの問題だろう。俺あ知らねえ。知らねえよ。なあ」
B「帰れよおめえ(笑)」

年度末だしねえ。まだこれだけあけっぴろげな分、会社でコソコソと事業評価点数をバーター引き回した挙句結果を水増ししてなんとか定年まで残留しようとヘコヘコして毎日を過ごす連中よりは数倍マシだ。なかなか言えないよ、70で「やるか!?」とか大声で。

と思いながら食べた餃子は初めて頼んだがニンニクかなり多めでちょっと嬉しかった。ゲフ。