でこぽん

backbeat2007-10-06

横浜イセザキ・モールと言えば、路上ライブから始めて武道館まで行った2人組「ゆず」のスタート地点として、そんな説明の看板まで立っている(いた?)場所でございます。当時あやかって路上に溢れ出した各地の若者達が、地吹雪が吹き溜まる正月の北海道の地下道にしゃがんでいたのは、随分と見た目に辛うございました。T.P.O!T.P.O!
しかし、時はすでに21世紀。「路上ライブは若者のもの」なんて前世紀の因習を打破する、古くて新しいドゥオが最近の当地では人気のご様子。いや、本当にちょくちょく居るんだよ、おっさんが。こないだは歌ってた。「涙の連絡船」、だったかな、いや違うな、ちゃんと聴いておきゃあよかった。
ギターの抱え位置に差が出ますね。

恥じらい

図書館へ本を返しにいき、また上限まで借りる。最近は冊数稼ぎに薄さだけで探してるんだが、意外にちょっと流行ってすぐ捨てられるような本は少ないんだよね、200ページ以下に絞ると。それなりに構成ができてないと収まらないのかもしれない。300ページくらいまで広げるとまだあるんだけど。
次のを借りようとしたら冊数オーヴァーになった。1冊返ってないって。

「あれ、おれさっき全部返したけどなあ」
「じゃあそちらでちょっと調べますね。**さん、これ、さいとうさん、『鉄のほそ道』、返したって」
「はいはい、じゃあちょっと、テツのほそみち、みてみますね」
「はい」
...
「んー、返却棚にないんですよねー、テツのほそみち。いつ返しました?」
「もうほんのさっきです。15分くらい前」
「じゃあ、あるはずだよなあ、おーい、**くん、そこの棚を探して、テツのほそみち」
「はい、テツ、の、ほそみち、ですね」
「そう、テーツーのーほーそーみーち。」
「...あのー、(似たサイズの本を取って)これくらいの、青い古めの本です」(書名をあえて言わない)
(でもそんなの(略)、な声で)「おーい**くん、青い本だって、テツのほそみち」
「**さーん、やっぱりー、テツのほそみちー、ないですー」(叫び返す)
「さいとうさん、やっぱりないんだよね、その(ここの間がまたカチンとくる)、テツのほそみち」

わかりましたじゃあうちでさがしてみますわすれたかもすいません、なんて言い訳して借りられるだけを借りて逃げ帰る。連呼すんじゃねえ(涙)。面白かったから日記にも書いたんだし、書名も世代を考えりゃ全然悪いこたないんだが、連呼されるとどうしてああ恥ずかしいんだろうね。ちなみにその本には先日の旅行の「扇沢-黒部ダムワンマンバスも載ってます。

しかし思い出してみると、返却コーナーに出した覚えが確かにある。たぶん処理しないまま棚に戻ってるだろうから、近々また行って直接探してくるか。絶対書名は言わないけどな。