クラント

backbeat2010-02-22

去年Aさんと飲んだときに「おれはもうラムはソツギョウしたね」と、ちょっと上から目線(笑。ネタですよ)で言われたので買ってみたヴォトカ。注文時にィヨメがマンダリンも飲んでみてえと言うので両方買ってみた。うめい。が、やっぱしカシスですねえこれは。しかしまったく酒としてひっかからないので酔いが読めぬ(笑)。ヤバイよこれは。現在の家飮みはこれとハバナが半分。

金曜

金曜から無理矢理4連休。降ってくる仕事を全部金曜の前と来週月曜の後に押し込んで取得。おかげで木曜と火曜がひどいことになったが。しかし実感するのが、睡眠による体力回復、ストレス解消能力のスゴさである。もう寝まくり。
金曜は昼まで寝まくったところ、なかなか調子が良い。と、ここぞとばかりに一日入場券を以前貰ってたらしいコス東光という坊主作家っぽい名前のウォルマートに連れていかれ、洗剤2Kg、ソーセージ1kgに固形スープ500g、チョコ500g、ビーフジャーキー200g、丸焼きロティサリーチキン1羽(基本っス)などを購入、並木の埠頭から運搬。なぜこんなスーパーに来てアガらないのかと詰問されるものの、メリケンっぽいスーパーなんざ最近いくらでもあるし、以前の旅行で散々ヲルマートで買い物をしたしで、よっぽどバルク売りで安いか国内スーパーで見ない品じゃないとアガらないってば。妙にアメリケナイズされて「ご満足いただけましたか?」などとホザくババア店員の口が臭かったのもある。しつこいよ。散々買ってるんだからいいじゃないですか。
ともあれ、家に着いて16時。即、寝る。20時に起き、途中上大岡で買ったまぐろしらす丼を食い、風呂も酒もなくまた寝る。買ったロティサリーチキンは冷蔵。これはレンチンしつつムネモモを食い、後の残骸を全部圧力鍋にかけてスープを取ると美味い。でも寝る。

土曜

11時起床。12時間以上寝るとさすがに背中と腰が痛いが体調はかなり良い。メシ(当然チキン)を食って散髪に行くはずが、ちょうどテレビがついていたカーリングの日本-イギリス戦が面白くて最後まで観てしまう。素晴らしいね。恒例に近所のジイ様がやる昭和床屋で散髪後、電車で東京の本屋へ。休日に京急の快速で東京の丸善にいく、ってのがいいじゃないですか昭和で。
たまたま丸の内南口から出たら階段に壮年の夫婦。下段に居る男性はそこそこ具合のよろしいコートとマフラーで、小太りの体を階段の手摺りに預けて、なにか小さな声で話している。上段に立つ女性は隙の無い化粧顔で、毅然とコートマフラーを見下している。もう目からレーザービーム出るくらいに。グラディウスのボス的なビームが工事中の郵便局を破壊する横、心の中で2機くらい失ないつつ通り過ぎる。レーザーの間に入れば楽なんだけどさ、隙間が眉間だからねー。もう無理って。あのケイコってのは新しい庶務さんで浮気とかじゃねえんだよって。
帰り際に横浜駅地下の伊勢丹マーケットエリアがすげえ縮小してる(惣菜エリアがほぼ無くなって、伊勢丹も野菜と肉と魚は全部やめるんだって)のにビビりつつ帰宅。晩飯(当然チキン)を食ってから近所の銭湯。打たせ湯で至福。狭いので横の電気風呂に入ってた兄ちゃんに飛沫が飛ぶため、彼は早々に出ていってしまった。すまんかった。でも至福。今度は気をつけよう。でも完璧。

日曜

また昼過ぎまでガン寝のあとに、ノザ兄が取ってくれたCKB@八王子に。しっかりした緞帳の上に踊るスポットライトとダンスホールな煽りにシビれました。あと、生活委員っぽい小学生男子がおとうさんの見よう見真似で「ヤッスいっふったっりのっ、ヤッスいっかんっけっい」って最前列で踊ってたのがよかったです。ああ、オトナのダンシってこうなんだ、って知っちゃったねっつーか。始まりはそんなものです。よね。
途中、トイレついでに外の喫煙所で一服してたら、隣に居たおじさんが「いや音でかくて大変だねこりゃ」と話しかけてきた。奥さん(オクサーン)がファンで、あんたたまには付き合いなさいよ普段自分ばっかり遊んでるんだから、と連れてこられたそうな。でもオジサン的には近所のホルモン屋でショーチューひっかけてる方がいいらしい。「あれだよ、そこの角の。知らないの?」とありがたい同志扱いでしたが、いろんな意味でおあいにくで残念。
新宿まで戻って飲んでから(かなり面白かったこのへんはまた今度)、終電でケンちゃんところに今年のご挨拶。まったくシツレイしておりまして。辰ボン2世の吉報を聞きつつ、無線LANの再設定をしていたらまたカーリングのロシア戦が始まってしまい、終わりまで観て始発で帰宅。メグロ女史のあの終盤のガチなブッコミは素晴らしいね。惚れたね。ってつぶやいたら喉ちゃんが全部観てた(笑)。寝なさい。
月曜はまた寝てメシくって寝て。どんだけ寝られるんだ。

ひどいタイトル

いやいや、-5くらいでやってますよー。たださー、仕事本が多くてさ、書きづらいんよ。書いてもつまんねえだろうし。
たとえば、じゃあ、絶対誰もブログーで褒めたり取り上げたりしない方面の本からいってみますか。もうほらうちは「誰も褒めないものを徹底して褒める」日記だから。もっと褒めろモンゴルの石とか。さて。

成功する要求仕様 失敗する要求仕様

成功する要求仕様 失敗する要求仕様

をやっと通読したんですけれども、ひどいタイトルだよねえ(笑)。ヨーキューシヨーなんてのを勉強しろって言われた人ですら、まず買わないよね。でもこれはとても良い本なんですよ。大御所が「やっぱさー、インクリメンタルに客とやりとりして反復すんのが一番だよ」と告白してる本。アジャイル以前のスキームでやってるオヤジを動かすのに、「あのアラン・デービスも言ってますよ」って言える本です。おれ会社に入るなり293の鉄則とか読まされたんだよねえ。
原題は"Just Enough Requirements"で、アラン・デービスがあえて"just enough"っつってるんだから、そりゃあ皆(少なくともそのスジは)注目するだろう、って本なのに、なにこの台無しなヤスい邦題。やりづらいのはわかるけれども、意訳に失敗し過ぎでしょう。
あと、同じシリーズだと、これは今年じゃないんだけども、よくいるCMMI至上主義者との終戦宣言(笑)にもなり得る
アジャイルと規律 ?ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス?

アジャイルと規律 ?ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス?

も素晴らしくて、かつ、本当に本当にひどいタイトルだった。原題は"Agile and Discipline"で、まあそのままだけどさ、そのまま過ぎんねん。キリツて。職場のアジャイル好きも、国内外でCMMI教育をずっと勉強してきたヤツも、こういう話に十分理解のあるガチのマネージャですら、「イイすよこれ」とこれを見せるなり全員

あー、これ、知ってて、デマルコのあれは読んだりしたけど、これだけは絶対買わねえ、と思ってたわ。マジで。

とゆわれましたよ(笑)。まあ確かに、誰も買わないだろ、このタイトルは。CMM/TSP/PSPと(ちょっとウォーターフォールとまとめて扱い過ぎてる感じはある)、いわゆるアジャイル(ちょっと極端ではある)との「調製」はどうやったらいいのかをとても良くまとめてある。びっくりするようなスキームは持ちこんでないんだけれども(結局は地味なパラメータ6本くらいの地味なレーダーチャートが全部だからなあ)、アジャイル勢かそうでないかに係らず、皆が賛辞を寄せているのも、わざわざこんな著者陣が出てくるのも、敢えてこれを耳目に晒そうという意図の現れ。たぶん、だーれも褒めないくらい地味だけど、職場でやるにはすごく大事なところを、ちゃんと説明してくれたね、と。CMM(I)一本槍な人を転ばす、あるいはアジャイルっつったらXPですよねってガキを追い払うのに最適。
ナマゾンで星2を付けている人が居るが、"Distilled"の執筆メンバーにすら「それはCMMIの間違った解釈」と噛みついているあたり、ちょっと字面に囚われすぎてるようなので気になさらずに。要件が決まらないとCMM(I)は適用できねえなんてことはないとか、そんなCMMI入門教育で毎回出る質問みたいなことを言わんでも。
とまあ、最近は、年度末なのもあってですね、時期も時期なんでね、割と破壊力のありそうな「実弾」をしこんでおるところですが、顧客要求を聞く場に居る身の人は、営業さんにしろマネージャさんにしろ、インクリメンタルな開発がイヤって人は実は少ないんだけどね。客はどうやったって勝手に要求を変えてくるんだから、それを現場が(多少のルールはあるとは言え)受け入れてくれれば楽に決まってるもの。むしろ本当の問題は、現場さんが「ぺあぷろー」とか言う割に実力がないとか、出来の悪いQAが役所仕事で「だめです」と言う方にある、という。


まあそれはさておき、

江戸川乱歩 (ちくま日本文学全集)

江戸川乱歩 (ちくま日本文学全集)

なんかもカバンには入れてあるんだけどねえ。今年は乱歩読み直し年間。春になったら読めるかのう。

ゥワカメ

配電に私信。
お互い多忙になってしまってすっかりご無沙汰ですねえ。まだ残ってたら是非海藻のおすそわけを。
ところで、八王子ではXS以外売り切れで断念したんだけどね、コレ(フロント画像拡大のこと)、買いじゃないですかちょっと。

Thai Beat a Go Go 2

Thai Beat a Go Go 2

後ろの男性1名女性2名もとても見覚えがあるんだが、ガマゾンで見つけられず。くー。