秋はノワール

タニザキはどうした。いやいや、タニザキも並行してやってますで。それはともかく現在-8冊。今日あげたのはこのへん。

真の独立への道―ヒンド・スワラージ (岩波文庫)

真の独立への道―ヒンド・スワラージ (岩波文庫)

読みやすいように対話形式、って言うんだけど、その対話のやりとり部分がオイラに飲み込みづらい。これ、IT立国の彼の地では今、どう思われてるんだろうね。
ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

書中、親友、トカトン、ヴィヨヨンのツマは以前読んでんだけども、短編集じゃあ、まとめて読むしかないからねー。なんていう反則も使うでビヨヨン(ごまかす)。
孔子 (岩波文庫)

孔子 (岩波文庫)

恐ろしい程の博識と体力。ロジカルに文献を分析して最初の記述を洗い出す作業が素晴らしい。論語が最初に言ったのは「信」や「愛」であって、「孝」、「忠」はそれを実現する具体活動。つまり手段だったのだ。

さてそろそろ、借金を返済した後の読書を考えられるようになってきた。arton師が例によっておもちろそうな本を紹介していたので相談に乗ってもらったのだが、フィルム・ノワール絡み、よさそうですねえ。いや師が言ったのはセリ・ノワール。とはいえ、ダシ・ハメ(悪意のある料亭プレイ風略語)の流儀にはあまり興味がなく、東アジア産のオイラの空っぽ頭の中で流れているのは男たちの挽歌仁義なき戦いですがのう。それはそれで偏り過ぎかもしらんが。
ともあれさっそく、教えてもらったキーワードでサーチして、先日の図書館から借りてきた。こないだの未返却話はなかったことになってた(苦笑)。まあそれはいい。

これが書庫から出て来る間にぶらぶらしていたら、言うねえ、な伝記を発見。あ、
仕立て屋の恋 (ハヤカワ文庫NV)

仕立て屋の恋 (ハヤカワ文庫NV)

これもジョルジュ・シムノンなんですな。へー。...お?
ベルリン・ノワール

ベルリン・ノワール

  • 作者: テアドルン,ハイナーラウ,ベアベルバルケ,カールヴィレ,フランクゴイケ,Thea Dorn,Heiner Lau,Barbel Balke,Carl Wille,Frank Goyke,小津薫
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2000/03/01
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログ (3件) を見る
おお。確かに、香港ノワールみたいに各国へ伝播してそうだものね。これもいいんじゃない、いいんじゃない、もしかして。幸先がいいね。ちょっとわくわく。
そうは言っても、なかなかどれがいいもんだか全然見当がつきません。ので、あれ読めこれ読めのツッコミを皆さんお願いしますよ。とりあえず早川ポケミスですか。